2020年11月21日(土) 晴れ with すごい強風(北関東だけかな?)

『埼玉県北部の紅葉チェック~♪』

■今日から3連休、天気は晴れ、観光は密を避けてということなので、条件ぴったりの、でもいつも通りの、関東郊外の千年神社巡りツーリングです。
1200年前の東京はほとんどが海なので、当時の武蔵国は国府(都道府県庁みたいなもの)は東京都府中市にあり、その他の主要な行政区域は今の埼玉県になります。
なので主要な千年神社は埼玉県、特に中部・北部に集中しており、東京からだとほとんどが関越道を使って巡ることになります。

■昨年までは埼玉県にはあまり行ったことがなかったのですが、千年神社巡りを始めてから埼玉県の地理や交通事情にかなり詳しくなりました。
関越道に乗る時も、以前は首都高部分が池袋・美女木・大泉と大回り・遠回りをするので、お金の節約がてら時間を掛けて下道で練馬まで行っていたのですが、最近はその時間がもったいなくて、即首都高に乗ることにしています。
IMG_8626a
■コロナで外出自粛と言いながらも、秋の行楽日和の三連休なので、首都高は池袋から美女木まで事故渋滞、美女木から大泉までもノロノロ渋滞です。
関越道もやや混んでいましたが、高坂SAまで50分、意外と早く着いた感じです。その後は花園ICで下りて、バイパス系の道を繋いで進みます。

(第1目的地) 道の駅 はなぞの (深谷市小前田) ~道の駅38カ所目~
IMG_8620
■もともと予定をしていなかったのですが、花園ICを下りて彩甲斐街道(国道140号線)を西方向に走っていたら看板が出てきたので、急遽スタンプラリーのために立ち寄ります。
IMG_8621

■近くにJAの農産物直売所があるためか、道の駅のメインの建物には農産物以外の地域特産品だけが販売されています。他と比べると、お洒落な感じですが、商品数は少なくちょっと寂しい感じです。

(第2目的地) 瓺𦼆(みか)神社 (美里町広木)
IMG_8626
■国道140号線を5kmほど西に進み、左折で秩父・長瀞、右折で藤岡・本庄と看板で表示されたら右折し、その国道254号線を7kmほど進んだところに最初の目的地があります。
今日一発目の神社は、漢字が難しすぎて、漢字変換さえできない<みか>神社です。<みか>とは古代の酒造用の大きな甕(みか)のことらしいです。(ネット上でもこの文字は出せないらしく、唯一Google Mapだけが表示しています。Google、おそるべし。)
IMG_8639a

■平安時代の重要神社録<延喜式神名帳>に<武蔵国那珂郡・甕𦼆神社>として記載されている、由緒正しい千年神社です。酒造りの道具を御神宝とする神社だけあって、現在でも例祭日には<濁酒(どぶろく)>を作って奉納するそうです。朱塗りの柵がビビッドな社殿は江戸中期1758に再建されたものだそうです。

(第3目的地) 金鑚(かなさな)神社 (神川町二ノ宮)
IMG_8656a
■<みか神社>から北西方向に進み、国道254号線、県道175号線、国道462号線を乗り継いで9kmほど行くと、今日メインの目的地<金鑚神社>に着きます。
この神社も<延喜式神名帳>に<武蔵国児玉郡・金佐奈神社>として記載されている由緒ある神社で、律令制下において、武蔵国で二番目に重要な神社(二ノ宮)とされたほど格の高かった神社です。今で言ったら、東京・埼玉でNo.2ってことで、なかなかすごいんです。(ちなみに、武蔵国の一ノ宮(No.1)は大宮の氷川神社です。)
IMG_8662
■この神社は、御室ヶ嶽(みむろがたけ)という山の中腹にあるので、紅葉がかなり綺麗です。
西暦100年ごろ、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が火付け道具を御室ヶ嶽に納めたことが神社の始まりなんだそうです。
IMG_8665

■参道の途中には、戦国時代の1534年に建立された、国指定の重要文化財となっている<多宝塔>が崖の上に建っています。建物として綺麗ですね。
IMG_8668

■駐車場には20台ほどの車と数台のバイクが停まっています。そこから進む参道の坂を見上げるとこんな景色です。銀杏の黄色いじゅうたんが広がっていて、緑の木と紅い木が重なり、気分が盛り上がります。
IMG_8672

■坂を上り切ると社務所があり、これを過ぎると上の赤い<神橋>が現れます。
IMG_8704

■神橋を渡って階段を上がり鳥居をくぐって進むと突き当りは神楽殿で、右を向くと拝殿が現れます。
ちょうど七五三の祈祷をした家族がカメラマンに写真を撮ってもらっています。
IMG_8689

■拝殿の左手は、御室ヶ嶽ハイキングの入口になっていて、イチョウの葉が敷き詰められています。まだ青いモミジの葉に太陽光が当たって、幻想的な景色です。
IMG_8700

■実はこの神社、拝殿(拝む建物)はあっても本殿(神様が鎮座する建物)はないんです。御室ヶ嶽という山自体を神体山とする原始信仰の形が残っている希少な神社で、本殿がない神社は日本で3社しかないんだそうです(他の2社は長野県の諏訪神社と奈良県の大神(おおみわ)神社)。
IMG_8707

■この神社は、季節柄、どの方向で写真を撮っても絵になって、かなり気に入りました。
御室ヶ嶽という山も、標高は三百数十メートルと高くないので、次回はかみさんとハイキングに来ても良いかな、と思った次第です。

(第4目的地) 熊野神社 (神川町八日市)
IMG_8713
■<金鑚神社>の後は、児玉郡神川町・上里町にたくさんある<式内論社>(延喜式神名帳に書かれた神社の候補の神社)を、しらみつぶしに回って確かめてみます。
<延喜式神名帳>には、現在の埼玉県児玉郡には6つの神社が記載されていて、<みか神社>と<金鑚神社>ともう1社<長幡部神社>は確定(一対一対応)していて、あとの式内3社には9つの神社が名乗りを上げる大混戦になっています。
IMG_8717

■こちら<熊野神社(八日市)>は、延喜式神名帳にある<今城青八坂稲実神社>の候補とのことですが、他に5社候補があります。近世はこの界隈の村の鎮守だったそうで、正直、小さくて普通です。

(第5目的地) 今城青坂稲実池上神社 (神川町関口)
IMG_8729
■<式内論社>の2社目は<今城青坂稲実池上神社(神川)>で、延喜式神名帳の<今城青坂稲実池上神社>の候補です。神社名は完全に一致しています。
IMG_8738

■ただ、ここも他に候補が4社あり、境内は綺麗にしていますが、小さくて普通です。
「これが千年神社」と言われても、しっくりきませんね…汗

(午後の部につづく)







ブログランキングに参加しております。

よろしければ下記バナーを、ポチっポチっとお願いします! ┏〇 )) ペコペコッ

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村

バイクランキング